「エリック・カール展」(於:世田谷美術館)に行ってきた
こんばんとわだ!
僕は美術館に行くのが趣味です。絶賛貧困ニート中の自分にとって、
①安い!
②安いのに学割が使える !
③見聞が広がる(気がする)!
と、三拍子揃った美術鑑賞は、うってつけの趣味なんです。
僕、めちゃくちゃ展覧会に行ってるんです。今年に入って都内で開催された大型の特設展には、大体行ってます!(暇なだけ)
今日(6/17)は、「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カール氏の原画展、「エリック・カール展」に行きました。小田急・京王ユーザーならご存知ではないでしょうか?下北の駅にデッカいポスターが貼ってありますよね。テレビでも何度か紹介されており、気になってました。
世田谷区砧にある世田谷美術館に自宅から歩いて向かい(全く近くない。1時間半かかりました。歩くことにもハマってます。オッさんかっ!)、楽しんできました!開館は18:00(入館は17:30)までなので間に合うか不安でしたが、16:30に世田谷美術館に到着!
(行く途中に、声優の山寺宏一さんとすれ違った!すごくスリムだった…)
オンラインチケットをクレジットカードで買っていたので、入場の待ち時間はありませんでした。おそらく当日券でも待ちません。
美術館内へ入ってすぐのところにある特設展グッズ売り場は、大混雑!土曜ということもあり、展示室も混んでるのでは…と不安でしたが、案の定混んでました!(展示室内は撮影禁止でした。多分。)
しかも厄介なことに、順番に並んで鑑賞する列ができてしまってるパターンでした。
美術展って、絶対並んで作品を見なければいけない!ってルールがあるわけではないんです(もちろん展覧会によりますが!)。六本木の国立新美術館なんかは列ができにくく、各々が散らばって自由に見られますよね。
今回のような展だと、作品を間近で見たい!という方は並ぶしかなく、非常に時間がかかります。「どうせあなたたちはグッズ目当てで、原画なんてどうでもいいと思ってるでしょ」なんて思う方もいるでしょうが、時間がある限り並びましょう!(笑)
エリック・カールさんはドイツの大学でデザインを学びますが、当時はナチス支配下。大学で学んだ後23歳の時、自由を求め渡米します。デザイナーとして働いていた際、絵本の挿絵を担当したことから絵本作家となります。
僕はこの展で初めて知りましたが、彼の作品はほとんどが「コラージュ」という、切り絵のような手法で描かれてるんですよね!こういうことは、間近で見ないと分かりませんよね。
(エリックさんのコラージュについて、詳しく書かれた記事http://guide.travel.co.jp/article/25830/3/ )
ここでとわだのオススメ鑑賞ポイント!
☆「はらぺこあおむし」「月曜日はなにたべる?」の表紙原画
☆人モチーフの作品たち!
おそらくあまり本を読む家庭に育たなかった僕でも知ってる、「はらぺこあおむし」「月曜日はなにたべる?」の表紙原画には大興奮!エリック・カールさんの歴史的瞬間を目の当たりにできた気分です。
また、僕が驚いたのが、同じく絵本作家のレオ・レオニさんの作品があったこと。国語の教科書でおなじみ「スイミー」の原画こそありませんでしたが、鋭角でカラフルなエリックさんの絵とはまた違うタッチのレオ・レオニ作品に、ほっこりしました。なんだか得した気分です!
そして、僕にとってエリックさんと言ったらあおむしやクマの絵ばかりのイメージでしたが、可愛い人物モチーフの絵に惚れました!「パパ、おつきさまとって!」のパパが、はしごを必死に登るシーンの原画が最高にキュートで印象的でした。
鑑賞後は混沌をかき分け、バッチリグッズ購入。六本木の某高層ビル中の美術館なんかと比べると、良心的な値段。クレカ○です。
うん、可愛い。ぶっちゃけグッズ目当ての人の気持ちがわかります。(おいっ!)
ちなみに、クリアファイルだけは、どの展でも絶対に買うようにして、コレクションしてます。かなり溜まってるので、いつかご紹介したい…
缶バッジは、今使ってる「大英自然史博物館展」で買ったバッグに付けたらいいんじゃないかと思って買いました。
か、かわいいけど付けすぎ感否めない…
同時に開催されていた、「淀井彩子と淀井敏夫」も鑑賞してきましたが、長くなったのでまたの機会にご紹介します。
こちらの淀井彩子氏は、フランス政府給費奨学生に選ばれ、パリで美術を学ばれた経験があるそうです。
当方フランスマニアなのですが、給費奨学生になれる方は本当にエリートです…学費も生活費もタダで留学できるわけですからねっ、すごいっ!
(砧ということで、おまけの東宝スタジオ)
ということで長くなりましたが、ご覧いただきありがとうございます!
また美術展に行ったら、レビューを書けたらと思いますので、よろしくお願いします^_^